週末市場記録(ユーロ圏)[2023.6.4w]

定期的に市場記録を付けています。

 

23.6.2423.6.17増減
日経平均​32,781.54 ​33,706.08 ​-2.74%​
(ドルベース)​228.16 ​237.75 ​-4.04%​(ドル建)​
TOPIX​2,264.73 ​2,300.36 ​-1.55%​
NYダウ平均​33,727.43 ​34,299.12 ​-1.67%​
S&P500​4,348.33 ​4,409.59 ​-1.39%​
上海総合​3,197.90 ​3,273.33 ​-2.30%​
WTI原油先物​69.50 ​71.68 ​-3.04%​(ドル建)​
金先物​1,930.30 ​1,957.36 ​-1.38%​(ドル建)​
ビットコイン​30,642.12 ​26,395.71 ​16.09%​(ドル建)​
為替​
米ドル​143.68 ​141.77 ​1.35%​
ユーロ​156.45 ​155.05 ​0.90%​
国債先物​
日本10年​148.79 ​148.32 ​0.32%​
米国10年​113.08 ​113.05 ​0.03%​

円安が進んでいます。
今週、英国中央銀行が政策金利の0.5%の大幅利上げを行い、また12月に6.25%でピークを付けることを織り込むことを発表しました。
利上げした現状水準から更に+1.25%となること、また1998年以来の水準で有ることを考えると相当な水準であることがわかります。


ユーロも16㈮に利上げし、(3.75%→4.0%)インフレ対処の利上げが継続しています。
ECB総裁は記者会見で、インフレ率は低下しているが、高過ぎる状態が長く続くことが予測されるとした。
また7月に予定している政策理事会でも利上げの公算が高いとしています。

金利上昇の反面、23年/24年のGDP成長率については微小ながら下方修正(両年とも▲0.1%)となっています。
景気後退の示唆ではないと考えますが、決して順調でもないことを示しているのではないでしょうか。

日本との金利差が広がることは円安が継続することを示唆するものと考えます。
見方を変えると海外からみた日本資産の割安感はより際立つのでは、とも思っております。
(今週の日経平均、円ベース-2.7%/ドルベース-4%となり、下落が大きく映る。)

6月2週目の数値ではありますが、海外投資家の資金流入は続いています。
日本株は先週末に下げていますが、一時的な下げかそうでは無いのか、見極めたいと思います。

[出典:ロイター、JETRO、TRADER’S WEB、ブルームバーグ]

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