定期的に市場記録を付けています。
23.6.17 | 23.6.10 | 増減 | ||
日経平均 | 33,706.08 | 32,265.17 | 4.47% | |
(ドルベース) | 237.75 | 231.52 | 2.69% | (ドル建) |
TOPIX | 2,300.36 | 2,224.32 | 3.42% | |
NYダウ平均 | 34,299.12 | 33,876.78 | 1.25% | |
S&P500 | 4,409.59 | 4,298.86 | 2.58% | |
上海総合 | 3,273.33 | 3,231.40 | 1.30% | |
WTI原油先物 | 71.68 | 70.35 | 1.89% | (ドル建) |
金先物 | 1,957.36 | 1,960.59 | -0.16% | (ドル建) |
ビットコイン | 26,395.71 | 25,670.24 | 2.83% | (ドル建) |
為替 | ||||
米ドル | 141.77 | 139.36 | 1.73% | |
ユーロ | 155.05 | 149.75 | 3.54% | |
国債先物 | ||||
日本10年 | 148.32 | 148.09 | 0.16% | |
米国10年 | 113.05 | 113.39 | -0.30% |
日本株の躍進が目立ちます。
大きな要因としては海外投資家の買い越しが挙げられます。
東京証券取引所が発表している6月1週までの投資家別株式売買状況では11週連続買越しとなっています。
バフェット発言がきっかけではありますが、日銀の大規模緩和政策維持、東証の企業価値向上指導(PBR)もあり、大きく期待されている状況なのは間違いないでしょう。
13,14(火,水)に米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、利上げを一旦停止しました。
ただ同時に、予想以上の景気の順調とインフレ鈍化の緩慢さを理由に、年末までに0.5%(2回)程度の利上げを行うシナリオを示しました。
FOMCは、金利を今回据え置くことで次の行動を取る前に「追加情報とその金融政策上の重要性を評価することが可能になる」と声明を出しています。
今回の利上げ停止はある程度見込まれていましたが、年内の2回利上げに言及があることの想定は少なかったのでは、と考えます。
過去1年余り利上げが続けたことを考えると、FOMCが「立ち止まって判断したい」と考えるのは妥当と思います。
ただ、市場は年内の0.5%利上げには懐疑的で、ゴールドマン・サックスなど米大手金融機関が相次いで、年内あと4回のFOMCで利上げは1回だけとの予測を発表しました。
加えて、FEDウォッチ(米政策金利の誘導目標が変更される可能性を表した数値)でも年末12月の政策金利が5.50~5.75%(利上げ2回に相当)となる確率は6%と、FRB声明と真逆の方向性を示唆しています。
市場の対話もFRBの仕事ですが、この辺りはどのような折り合いになるのでしょうか。
米国金利政策は広く経済に影響を与えます。
株価はもちろん、金価格も(利回りを求めるため)下げる傾向になります。
個人的には利下げ環境になるまでは米国債券(高格付け社債含む)の買い場と見ていましたので、暫く続行ですが、金利政策には注意を払いたいと思います。
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