週末市場記録(原油)[2023.6.2w]

定期的に市場記録を付けています。

23.6.1023.6.4増減 
日経平均32,265.1731,524.222.35% 
(ドルベース)231.52225.372.73%(ドル建)
TOPIX2,224.322,182.701.91% 
NYダウ平均33,876.7833,762.760.34% 
S&P5004,298.864,282.370.39% 
上海総合3,231.403,230.060.04% 
WTI原油先物70.3571.87-2.11%(ドル建)
金先物1,960.591,964.30-0.19%(ドル建)
ビットコイン25,670.2427,156.83-5.47%(ドル建)
為替   
米ドル139.36139.88-0.37% 
ユーロ149.75149.81-0.04% 
国債先物
日本10年148.09148.74-0.44%
米国10年113.39113.84-0.40% 

ビットコインの下落が目立ちます。
調べると米証券取引委員会(SEC)が5(月)に暗号資産交換最大手のバイナンスを提訴しました。
結構、バイナンスが複雑かつ手の込んだことをしております。
興味がある方は下記を見ていただければ、と思います。
https://jp.reuters.com/article/usa-sec-binance-idJPKBN2XR1G3

暗号資産全体にネガティブな感情が広がり下落してます。
まだまだ歴史の浅い暗号資産、「通貨」として利用・信用されるには、時間はかかりそうですね…

原油価格が徐々に下がっています。
報道で米国・イランの核合意が再建され、それにより制裁を緩め、イランからの原油輸出が再開される可能性が報じられたことが材料となっています。
両政府がその報道を否定したことから下げ幅は縮小されました。
ただ、世界経済の先行き懸念による需要減退懸念が根強く、原油価格が頭打ちになっています。

原油価格については国家間の思惑が大きくかかわってきます。
価格を底支えしたいサウジアラビアは6/4(日)に自主減産(世界需要日量の約1%)を実施しており、OPECプラスも24年まで協調減産延期を表明しています。
原油は電力・化学含めすべての産業の「原料」と言えるもので非産油国は下落すれば景気に好影響を与えるのは間違いないところです。

あるサイトの資料より、1982~2023年の年次平均WTI原油価格の推移がありました。
その資料から計算すると、2000~2023年の平均価格は約63ドルとなります…感覚的に、ちょっと高い気もします(※1)が、そのあたり位までは下がるかな、とも感じております。
※1.2011~14が90ドル超であったため平均を押し上げている

原油価格と景気は相関関係があると考えており、前者は国家思惑で調整可能な幅があると考えています。
政治・経済の面でそのあたりをどう動かすのか、原油価格を見ることで気を付けていきたいと思います。

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