週末市場記録(日本株)[2023.5.3w]

定期的に市場記録を付けています。 

23.5.2023.5.13増減
日経平均​30,808.35 ​29,383.30 ​4.85%​
(ドルベース)​223.33 ​216.56 ​3.12%​
TOPIX​2,161.69 ​2,096.39 ​3.11%​
NYダウ平均​33,426.63 ​33,300.62 ​0.38%​
S&P500​4,191.98 ​4,124.08 ​1.65%​
上海総合​3,283.54 ​3,272.36 ​0.34%​
WTI原油先物​71.90 ​70.09 ​2.58%​
金先物​1,976.55 ​2,015.60 ​-1.94%​
ビットコイン​26,863.80 ​26,808.19 ​0.21%​
為替​
米ドル​137.95 ​135.68 ​1.67%​
ユーロ​149.01 ​147.22 ​1.22%​
国債先物​
日本10年​148.74 ​148.86 ​-0.08%​
米国10年​113.56 ​115.44 ​-1.63%​

目立つ下落として米国債があります。
FRB(米国金利)の動き、アメリカの債務上限問題や地銀破綻を巡る懸念など米国債に関する環境が不明瞭かつネガティブな点が嫌気されているようです。
ただ、パウエル長官が銀行セクタ混乱からの信用状況ひっ迫を理由に政策金利引き上げ不要を意味すると述べ、金利が一時低下する場面もありました。

先週、日経平均が大きく上昇しています。
理由としては、業績の好調さ/ドル建での日本株の値ごろ感から海外投資家の買い、とのことでした。
またウォーレン・バフェット氏が日本株の買い増しを表明したこともあり注目度が上がっており、今まで興味を持たない海外勢(海外地銀の運用担当者)も興味を示すケースも有るようです。

海外勢の潮流として、実際にドル建ての日経平均は2021年2月(直近時ピーク)より2割強安いこともあり、海外勢の資金流入は暫く有ると考えます。

国内の目線から今後を考えてみると…
東証はPBR1倍未満の銘柄について、改善策の開示・実行を要請しています。
株価が市場からの評価値とすれば、各社は株価対策に取り組み、その流れでPBRが向上することも考えられます。
また、見方を変えるとPBRが低い企業は割安とされ買収されることもある、とも見られます。
企業経営しているトップから見れば、(経営が順調であれば)上記の外圧を理由として対策に乗り出す意味合いは大いにあると思います。(株価対策も企業トップの大切な仕事です。)

個人投資家は日経平均3万円を一つの到達点として、様子を見る動きになるかもしれません。
ただ、個別企業は日経平均に関係なく成長(及び株価向上)が求められます。
先ほどのPBR対策の取り組みに関しては、決算と合わせて発表する企業もあると思います。

注視企業の発表については深く見るようしたいと考えています。

[出典:ロイター、日本経済新聞]

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