週末市場記録(金)[2023.5.2w]

定期的に市場記録を付けています。

23.5.1323.5.7増減 
日経平均29,383.3029,157.950.77% 
(ドルベース)216.56216.350.10%(ドル建)
TOPIX2,096.392,075.531.01% 
NYダウ平均33,300.6233,674.38-1.11% 
S&P5004,124.084,136.25-0.29% 
上海総合3,272.363,334.50-1.86% 
WTI原油先物70.0971.32-1.72%(ドル建)
金先物2,015.602,024.90-0.46%(ドル建)
ビットコイン26,808.1928,859.30-7.11%(ドル建)
為替   
米ドル135.68134.770.68% 
ユーロ147.22148.54-0.89% 
国債先物
日本10年148.86148.720.09%
米国10年115.44115.72-0.24% 

ビットコインが目立って下がり、原油先物も下げ圧力が見られます。
米国債先物が下がるのは米国債務上限問題の行き詰まりを反映しているのかもしれません。
ただ、他は維持同等くらいかな、の動きでした。

金価格が高値を付け続けています。
価格高騰の波は直近では二回、2020年8月コロナ理由による景気悪化と22年ロシア侵攻の頃です。
それぞれ2089.2ドル、2078.8ドル/トロイオンス(約31.1g)を付け、前者は過去最高です。

現在、再び2,000ドルを超えた上昇の理由として下記理由の記載がありました。
①.クレディスイス事案や3月からのアメリカ地方銀行破綻をみての安全資産投資先流入
②.米国債務上限問題の経過が不調であるため
③.各国中銀が購入を進めている

①②はそれぞれ継続中であり、22年に急騰した理由である戦争もまだ終結しておりません。
③については、国家自身が資産ヘッジを行う意味があるとの記載がありました。
 →米ドル,ユーロ価値の不安定化や、国家の信用力を補完するための所有、とのことです。

また、金利政策に引き続き影響を受ける記事がありました。
今は金利が高く設定されている国債が、利回りのない金より優位と見られることがありますが、追加金利政策が停止/利下げにシフトした場合、相対的に金価値が上がることとなります。

では、今後については…
私個人の意見としては、「短期的に一度ピークに至る」と考えています。
上記のうち③は継続と考えますが、①②は短期的なものであり、暫くで沈静化すると思いました。
リスク選好ムードが広がる中、一度は金資産が現金化されるフェーズが来ると考えます。
(②が沈静化しなければ大変なことですが…)

少し金ETFを所有する身として、一部利益確定…と思いながら値動きを見ている状況です。

[出典:SBI証券、ブルームバーグ、ロイター]

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