週末市場記録(中国経済)[2023.4.4w]

定期的に市場記録を付けています。

 

23.4.2323.4.15増減
日経平均​28,564.37 ​28,493.47 ​0.25%​
(ドルベース)​212.85 ​213.05 ​-0.09%​(ドル建)​
TOPIX​2,035.06 ​2,018.72 ​0.81%​
NYダウ平均​33,808.96 ​33,886.47 ​-0.23%​
S&P500​4,133.52 ​4,137.64 ​-0.10%​
上海総合​3,301.25 ​3,338.15 ​-1.11%​
WTI原油先物​77.95 ​82.68 ​-5.72%​(ドル建)​
金先物​1,994.10 ​2,017.70 ​-1.17%​(ドル建)​
ビットコイン​27,795.00 ​30,448.92 ​-8.72%​(ドル建)​
為替​
米ドル​134.20 ​133.74 ​0.34%​
ユーロ​147.39 ​147.15 ​0.16%​
国債先物​
日本10年​147.62 ​147.45 ​0.12%​
米国10年​114.47 ​114.89 ​-0.37%​

原油、ビットコイン以外に大きく動いた項目が無いと感じるような週でした。
先述の二項目もボラティリティの大きさを考えると、この値幅動きはある…位でした
→下落理由としては下記との記事がありました。
・原油:米経済指標の低迷/米ガソリン在庫の増加
・ビットコイン:インフレ原因の世界市場(不況?)への警戒感

上海総合株の回復基調が順調に見られています。
大きな要因はもちろんゼロコロナ政策の解除です。
22年10月末には2,915ポイントだった上海総合指数が3,300まで回復しました。
21年末は3,600でした。その辺りまでは回復するのでは、と考えています。

また、下記のような経済の今後も楽観視される記事もありました。
・4/18に発表された1-3月の国内総生産は前年同期比+4.5%と1年ぶりの高い伸び
・バンク・オブ・アメリカ グローバルリサーチが今年のGDP伸び率予想を上方修正(5.5%→6.3%)
加えて、EV(電気自動車)の市場規模は最大で、世界生産の4割以上が中国で行われており、国策として押さえているリチウム資源の活用など、市場動向の方向性に合致した経済進展が見られます。
中期的には順調な経済成長は進むと考えます。

ただ、経済は順調に見えますが、国際/政治の面からだとロシアとの連帯/台湾問題/米中貿易摩擦(制裁)など不確定な要素が多くあります。
それらがどのような進展をするか(どのようなスピードか)は、やはりウクライナ戦争によるところがあるのでは、と思います。

昨年末に人口減が確認され、人口1位はインドに譲ったとはいえ、国力は最大規模の国であります。
その動向で世界経済の先行きは変わります。
中国は経済動向以上に国際政治に注視し続けます。

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