週末市場記録(原油)[2023.4.1w]

定期的に市場記録を付けています。

 

23.4.123.3.26増減
日経平均​28,041.48 ​27,385.25 ​2.40%​
(ドルベース)​211.09 ​209.54 ​0.74%​(ドル建)​
TOPIX​2,003.50 ​1,955.32 ​2.46%​
NYダウ平均​33,274.15 ​32,237.53 ​3.22%​
S&P500​4,109.31 ​3,970.99 ​3.48%​
上海総合​3,272.86 ​3,265.65 ​0.22%​
WTI原油先物​75.70 ​69.20 ​9.39%​(ドル建)​
金先物​1,987.00 ​1,981.00 ​0.30%​(ドル建)​
ビットコイン​28,512.28 ​27,520.11 ​3.61%​(ドル建)​
為替​
米ドル​132.84 ​130.69 ​1.65%​
ユーロ​143.93 ​140.61 ​2.36%​
国債先物​
日本10年​147.81 ​148.85 ​-0.70%​
米国10年​115.09 ​116.11 ​-0.88%​

市場は上昇、為替は円安、国債は下落とリスクオンの方向性に振れています。
31日に発表があった米国2月個人消費支出価格指数(PCE)が前月比0.3%増(1月:0.6%増)/前年比5.0%増(1月:5.3%増)と鈍化が見られたことを材料に上がっております。
ただ、連銀総裁の話として利上げ停止≠利下げとせず、健全なインフレ率(2%)回帰のため水準維持が重要、とのコメントが有りました。

原油が週足ベースで大きく上がっております。
理由として、供給(生産)の引締め、米国経済指標のインフレ鈍化示唆が上がっています。
上記PCE減速がインフレ減速の兆候と見られ、コモディティや株式などのリスク資産への需要が高まった、とのことです。

ただ、価格自体は3月初旬とほぼ同価格です。
シリコンバレーバンク破綻/クレディ・スイスの信用不安より大きく下落した価格が二週間掛けて戻ったとも見れます。
少しスパンを広げると、約1年半の間では70ドル/バレルの価格は低い方でもあります。
供給減は価格を維持したいOPECの思惑もあると考えると、季節要因(北半球の冬が終わる)が除かれた後も価格減はまだ時間がかかるのでは、と感じます。

原油価格下落は日本株にプラスですが、暫くはその要素は見込めないと考えるようします。


コメント

タイトルとURLをコピーしました