定期的に市場記録を付けています。
| 23.3.26 | 23.3.19 | 増減 | |
日経平均 | 27,385.25 | 27,333.79 | 0.19% | |
(ドルベース) | 209.54 | 207.40 | 1.03% | (ドル建) |
TOPIX | 1,955.32 | 1,959.42 | -0.21% | |
NYダウ平均 | 32,237.53 | 31,861.98 | 1.18% | |
S&P500 | 3,970.99 | 3,916.64 | 1.39% | |
上海総合 | 3,265.65 | 3,250.54 | 0.46% | |
WTI原油先物 | 69.20 | 66.34 | 4.31% | (ドル建) |
金先物 | 1,981.00 | 1,987.93 | -0.35% | (ドル建) |
ビットコイン | 27,520.11 | 26,868.31 | 2.43% | (ドル建) |
為替 | | | | |
米ドル | 130.69 | 131.79 | -0.83% | |
ユーロ | 140.61 | 140.57 | 0.03% | |
国債先物 | | | | |
日本10年 | 148.85 | 148.81 | 0.03% | |
米国10年 | 116.11 | 115.81 | 0.26% | |
今週は、目立って大きく動いた指標が無い印象ですので、今月に起こったアメリカ/スイスの金融不安を簡単にまとめてみております。
A.アメリカ:シリコンバレーバンク(SVB)破綻、及び中小銀行の信用不安
・3/10㈮にSVBが破綻。
・破綻の原因は預金の一斉引出し対応のため、保有債権を損失ありきで売却したため。
・連邦預金保険公社は全ての預金者の保護及び、SVB顧客者への追加融資については金融機関を対象に米国債を担保とした融資提供を行うことを発表。
・米中小銀行(米国の商業銀行のうち最大手25行以外)の預金引出しが相次ぎ、3/9-15の間で総額の2.2%になる1,190億ドルが減少した(大手銀は670億ドルの増加)。
・SVBの事業売却が進まず、預金/プライベートバンクに分けて入札することを発表。
B.スイス:クレディ・スイス不安対応
・SVB破綻が金融不安を招き、21年に融資による巨額損失を出したクレディ・スイスの先行き不安がターゲットとなった。
・加えて出資者の一部が追加出資を拒否した報道があり、株価が30%急落。
・3/15にスイス国立銀行が資金援助を表明したが沈静化せず、当局の介入によりUBS(スイスの投資銀行)が救済買収を行うとした。
SVBについては売却先が未決、クレディ・スイス不安はドイツ銀行株価が2週間で25%下がるなどまだまだ爪痕が残っています。
日本でも金融セクタ株の下落が起こっており、3月の株価下落の引き金となっています。
私がこの問題で注視しているのは「SVBは、下落した債権売却損が不安材料化され、破綻した」という点です。
営業的に大きく失敗はしておらず、信用悪化による株価下落となっています。
同様の事案について日本では起きないのでは、と考えています。
(ただ、世界世相に引っ張られるように株価は下落しています。)
日本の金融セクタの下落は好機と捉え、買い向かう予定です。
[出典:ロイター、ウィキペディア]
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