週末市場記録(ビットコイン)[2023.2.3w]

定期的に市場記録を付けています。

 23.2.1823.2.11増減 
日経平均27,513.13 27,670.98 -0.57% 
(ドルベース)205.09 210.57 -2.60%(ドル建)
TOPIX1,991.93 1,986.96 0.25% 
NYダウ平均33,826.69 33,869.27 -0.13% 
S&P5004,079.09 4,090.46 -0.28% 
上海総合3,224.02 3,260.67 -1.12% 
WTI原油先物76.56 79.76 -4.01%(ドル建)
金先物1,851.30 1,876.40 -1.34%(ドル建)
ビットコイン24,609.83 21,680.74 13.51%(ドル建)
為替    
米ドル134.15 131.41 2.09% 
ユーロ143.46 140.27 2.27% 
国債先物    
日本10年146.68 146.33 0.24% 
米国10年112.00 112.69 -0.61% 

週間として日米とも微妙に軟調でした。
為替は円安に振れました。欧米ともインフレに対してタカ派(利上げ)寄りの見方・発言があったのが理由のようです。

週足でビットコインが大きく伸びました。
理由として下記の記事がありました。
① CPI(米消費者物価指数)を無難に通過したことによるリスク資産の買い戻し
② 先週下げた理由であるステーキングサービス(暗号資産を預けることで報酬を得られる)規制がビットコインは対象でないため、他の暗号資産から集まった
③ ステーキングサービス規制に対する投資家の懸念後退

③についてはステーキングサービス規制を受けた米国老舗取引所:クラーケンがサービス停止と制裁金支払いを行う記事がありました。ただ、原因は申請登録や情報開示不足の指摘によるもので既存のステーキングサービス全てが違反となるかは議論の余地がある、とのことでした。

個人的には近い将来にビットコインが通貨として社会に定着するか、は懐疑的です。
これだけ価格変動があるものは使いにくく、加えて上限枚数が設定されており、買占めや恣意的な価格設定ができる状態となれば利用者は離散することになるでしょう。
反面、一般に「これは価値がある」と思われるものには価値が付きます。加えて決済手数料や送金では通常通貨より有利でもあり、通貨価値変動性を考えると新興国未満の通貨も危ういところがある、と考えると海外出稼ぎ労働者の送金などで一定の需要があるとも見れれます。

利回りの無い資産ですので、暗号通貨資産を持つ思いはありません。
ただ、長期の将来を見ながら動きをウォッチしたいと思います。

[出典:日経新聞電子版、COINPOST]

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