週末市場記録(日本国債)[2023.1.2W]

定期的に市場記録を付けています。

23.1.1423.1.7増減 
日経平均26,119.5225,973.850.56% 
(ドルベース)204.25196.673.86%(ドル建)
TOPIX1,903.081,875.761.46% 
NYダウ平均34,302.6133,630.612.00% 
S&P5003,999.093,895.082.67% 
上海総合3,195.303,157.631.19% 
WTI原油先物80.0773.738.60%(ドル建)
金先物1,923.001,870.502.81%(ドル建)
ビットコイン19,829.5616,963.8116.89%(ドル建)
為替   
米ドル127.88132.07-3.17% 
ユーロ138.47140.58-1.50% 
国債先物
日本10年144.22146.04-1.25%
米国10年114.77114.220.48% 

 ビットコインが急騰しています。
 理由についての記事が少なかったのですが、「米国CPI(消費者物価指数)の鈍化を見て買い戻しが入った」「ビットコインキャッシュのハードウォーク(ブロックチェーンネットワークのアップグレード)への期待の連鎖」とあります。
 値動きが軽いのもビットコインの特徴ですが、この記事を書いている間も上昇を続けており、リスクマネーへの投資期待が高まっている様子も見られます。

 先週末も昨年12月下旬に続いて日本債権で動きがありました。
日銀が金利上昇を抑えるため、12(木)13(金)連日、過去最大規模で0.5%利回りでの無制限買い入れ(指し値オペ)を行いました。
 両日で合わせて9兆円を超えての買い入れとなります。
 理由としては17,18日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策修正(利上げ)を見込んだ金利上昇圧力が強まり、それを抑えるための買いが膨らんだ、とのことでした。

 日本国債については昔から「発行の大半が国内で消化されている」と有りましたが、短期国債を除く売買シェアは伸びており直近では40%近くに、保有比率も10%半ばとなっております。
 日銀の統計によると、22年9月時点の海外勢の保有額(約170兆円)は日本の銀行や信用金庫などが持つ約160兆円を上回っており、日銀/保険会社に次ぐ水準となっております。
 12,13日の買い入れも海外勢の売りを吸収するため、との記事もありました。

 昨年末に発表した、長期金利の許容変動操作幅変動(0.25%→0.5%)から連想された動きではありますが、市場では日本の長期金利上昇はコンセンサスとなりつつあります。
 それを見越した海外勢も売りを吸収するため、買い入れ額が膨張しているとの記事もあります。

 昔は、通貨金利が上がれば価格が下がり円安になるとありましたが、現在の円高(随分是正はされましたが)は日米金利差が原因となっておりました。
 現在の金利の動きから、金利差縮よりら円安基調は収まるのでは…と考えております。



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