週末市場記録(日本国債)[2023.1.1W]

定期的に市場記録を付けています。

23.1.722.12.24増減 
日経平均25,973.8526,235.25-1.00% 
(ドルベース)196.67197.57-0.46%(ドル建)
TOPIX1,875.761,897.94-1.17% 
NYダウ平均33,630.6133,203.931.29% 
S&P5003,895.083,844.821.31% 
上海総合3,157.633,045.863.67% 
WTI原油先物73.7379.35-7.08%(ドル建)
金先物1,870.501,797.934.04%(ドル建)
ビットコイン16,963.8116,824.740.83%(ドル建)
為替   
米ドル132.07132.79-0.54% 
ユーロ140.58140.94-0.26% 
国債先物
日本10年146.04146.000.03%
米国10年114.22113.190.91% 

 表の上ではコモディティの動きが大きいです。
 原油は世界経済減速や中国の新型コロナウィルス拡大が原因、金は雇用統計結果から米長期金利下落が見られ、金利が無い金先物の投資妙味を意識した買いが優勢となった、とありました。
 合わせて、原油に関しては、米シェールオイル会社CEOが、OPEC各国が減産による価格向上策の実施可能性についての見方を示していました。

 年末の為替の大きなトピックとしては、12/23に日銀の長期金利操作の許容変動幅の変更(0.25%→0.5%)を表明しました。
 いつかは終了するだろう、ただ黒田総裁任期中(今年4/8まで)無いのでは…と見られていた感もあり、市場はサプライズとして捉えられました。
 この影響でドル円が137円→132円台に、日経平均も800円超の下落となりました。その中で銀行株は利上げの恩恵(貸出金利利上げ)に与れるとし、株価が上がっています。

 日米金利差を理由として円安が続いていましたが、その是正が入り円高に振れたこと、金利上昇による資金調達が難しくなったことが原因の円高株安、とのことでした。
 日銀は、あくまで利上げでは無いと伝えていますが、市場は実質利上げと見なしています。
 円安基調が是正されつつあった中でのこの動きは、大きな方向性として基調是正となるカードとなったと考えています。

 私の見込みとしては、円安傾向は是正されながらも、しばらくは昨年初のような金額に戻ることも無いと考えています。
 今行っている「FX:ドル売り円買い→キャッシュ:ドル買い/米国株買い」は、ドル円価格を見ながらですが、今年半ばには止めるかな、というところです。(スワップ損も積み上がってきました。)

 ドル資産の積み上げを行う中、ドル円の動きは以後も注視するよう考えています。


[出典:ロイター、日経新聞電子版]

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