定期的に市場記録を付けています。
22.12.18 | 22.12.11 | 増減 | ||
日経平均 | 27,527.12 | 27,901.01 | -1.34% | |
(ドルベース) | 201.60 | 204.31 | -1.33% | (ドル建) |
TOPIX | 1,950.21 | 1,961.56 | -0.58% | |
NYダウ平均 | 32,920.46 | 33,476.46 | -1.66% | |
S&P500 | 3,852.36 | 3,934.38 | -2.08% | |
上海総合 | 3,167.85 | 3,206.95 | -1.22% | |
WTI原油先物 | 74.50 | 71.59 | 4.06% | (ドル建) |
金先物 | 1,792.42 | 1,796.62 | -0.23% | (ドル建) |
ビットコイン | 16,637.20 | 17,154.70 | -3.02% | (ドル建) |
為替 | ||||
米ドル | 136.54 | 136.56 | -0.01% | |
ユーロ | 144.65 | 143.80 | 0.59% | |
国債先物 | ||||
日本10年 | 148.03 | 148.18 | -0.10% | |
米国10年 | 114.75 | 114.09 | 0.58% |
日米株とも15(木)、16(金)に下落しています。
FOMCの12月定例会合での金利政策が予想通りだったものの、見通しが想定より上振れしたことが嫌気され米国株が下落した流れが原因とのことです。
13(火)~14(水)の会合で0.5%の利上げが決定されました。(前回は0.75%)
市場はほぼ織り込み済でしたが、発表時のドル円は3.3円幅で乱高下しました。
パウエル議長は
・継続的な利上げが適切
・利上げスピードは重要では無い
・どこまで利上げし、いつまで金利を高水準にとどめるかが重要
と発言し、市場に「利上げは完了していない」旨を伝えています。
これは、金利上昇があたかも終わったように伝わらないよう、けん制の意味が強いと感じます。
合わせて発表された「政策金利見通し」(ドット・チャート)では、現在が4.25〜4.5%に対し、23年が前回+0.5%の5.1%、24年も+0.2%の4.1%と見通し上限が上振れました。
これが悪材料視され、週末に株価が下がりました。
米国では利上げの終着点は見えつつありますがリセッションが始まりつつある状態です。
利上げにより新興テック系企業や住宅産業は悪影響を受けております。
就業者や関連企業も多い分野なので、次はその底入れ施策が焦点になるかと思っております。
(特に前者は資金需要旺盛のため、金利が下がればその好影響は大きいです。)
ただ、インフレ率の上昇も一服感が見られる中、次の課題に矢継ぎ早に対処し、手を打つFRBという組織は凄いものだな…と感じております。
[出典:ニッセイアセットマネジメント マーケットリポート]
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