定期的に市場記録を付けています。
22.12.11 | 22.12.4 | 増減 | ||
日経平均 | 27,901.01 | 27,777.90 | 0.44% | |
(ドルベース) | 204.31 | 206.83 | -1.22% | (ドル建) |
TOPIX | 1,961.56 | 1,953.98 | 0.39% | |
NYダウ平均 | 33,476.46 | 34,429.88 | -2.77% | |
S&P500 | 3,934.38 | 4,071.70 | -3.37% | |
上海総合 | 3,206.95 | 3,156.14 | 1.61% | |
WTI原油先物 | 71.59 | 80.34 | -10.89% | (ドル建) |
金先物 | 1,796.62 | 1,797.80 | -0.07% | (ドル建) |
ビットコイン | 17,154.70 | 16,901.04 | 1.50% | (ドル建) |
為替 | ||||
米ドル | 136.56 | 134.30 | 1.68% | |
ユーロ | 143.80 | 141.53 | 1.60% | |
国債先物 | ||||
日本10年 | 148.18 | 148.83 | -0.44% | |
米国10年 | 114.09 | 114.36 | -0.24% |
週足で見ると日本株は微減、米国株は大きく下げました。
為替は円安に振れていますが、変動幅は1.7%で今までと比べると比較的小さいです。
12/12-13にあるFOMCでの大きな方向性が決まる前の、小康状態というところでしょうか。
今週大きく下げたのは、約11%減を付けた原油先物でしょう。
記事によると下落理由は「世界的な景気懸念からの需要減」が挙げられ、逆に供給懸念事由の下落は特にない、とのことでした。
中国、欧州及び米国の軟調な経済指標の弱さが要因で、先週に欧米諸国が決めたロシア産原油流通価格(60ドル)による需給の変化や減産の動きはそれほど無いようです。
個人的には、中国のゼロコロナ緩和が見え始めている中、この大きな下落は意外でした。
その中国の原油事情としてはやはりロシア産が継続的に購入されており、最近はこの数カ月間の最安値で購入しているが、それでも60ドルより高いようです。
ロシア産原油は中国のほか、インド、トルコが購入しており、欧米の価格決定がこの三国の購入交渉力に影響するのでは、とありました。
71ドルという価格はウクライナ戦争前の価格に近いです。
今週の下落はリセッション前兆が理由とのことですが、中国インド他がロシア産を購買する限り、市場価格が二重状態なのでは、とも感じています。(原油市場はそれほど単純では無いのでしょうが…)
FOMCはインフレ率見通しについても触れる可能性があります。
景気動向について見通しが立てば週明けから大きな変動が見られるかもしれません。
[出典:ロイター、日経新聞電子版]
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