公募増資に関する値動き

21年9月2日にJR西日本が発表した公募増資等での資金調達で動いた株価について、同日に同様にJR東日本、東海及び私鉄数社も株価下落が見られました。

ただ、9月3日の菅首相退任報道により、相応に戻しております。

ざっくり調べた感じでは下記のとおりです。

「鉄道に重きを置いた企業の公募増資」で「鉄道セクタの株価が下落」し、その後の好材料イベント（首相退任）での恩恵に多寡があった、となります。鉄道収益に軸足大きい（と認識されている）東日本/近鉄にマイナス幅が大きい、との印象があります。

数値的に、京阪/JR九州/東部についてはそれほどの変動が見られませんでした。
投資家から、鉄道以外への展開の裾野（不動産・観光等）が広がっている…とみられているのが一因と感じます。

ただ、東急㈱は…売上構成的には上記三社と同様とみられますが、戻りが鈍いのは別部分でもマイナスがある、と認識されているのかもしれません。（リテール/ICT･メディアに関してマイナスがある？）

事象の勉強として、整理・理解の記録として記載してみております。
今後も同様の動きが見られた場合は整理・検討してみたいと思います。