週末市場記録(2022.8.3W)

 定期的に市場記録を付けています。

22.8.2022.8.13増減
日経平均28,930.3328,546.981.34%
(ドルベース)211.28213.87-1.21%
TOPIX1,994.521,973.181.08%
NYダウ平均33,706.7433,761.05-0.16%
S&P5004,228.484,280.15-1.21%
上海総合3,258.073,276.88-0.57%
WTI原油先物89.6291.88-2.46%
金先物1,760.301,801.76-2.30%
ビットコイン21,117.4724,610.86-14.19%
為替   
米ドル136.93133.482.58%
ユーロ137.42136.920.37%
国債先物
日本10年149.88150.19-0.21%
米国10年118.11119.27-0.97%

 日本株は上げましたがその他株指標は悪い状態です。
 ドルが先週末に向けて上げ続けたため、日経平均ドルベースではマイナスです。

 通貨では円安ドル高による物価への悪影響が報道されていますが、ユーロ安も進んでおります。
 理由としてはウクライナ戦争及びマイナス金利(7月に終了)の存在が挙げられます。
 ただドル独歩高であることも一因で、ポンドも年初より1割以上(円は2割弱)下げています。

 ユーロ圏はエネルギーをロシアから潤沢に輸入することで成長を築き上げた一面があります。
 また、欧州企業がロシアへ輸出/企業活動していた点を考えると、ロシア制裁はユーロ圏経済へも悪影響を及ぼしています。

 古い資料(7/13記事)ですが、向こう一年の間にユーロ圏経済が景気後退に陥る可能性は45%と予測されております。ガス供給事情が改善しない限り冬の燃料事情は他地域からの調達となり、経済は厳しい状態に追い込まれる可能性が高い、とあります。

 また、7月に11年ぶりの利上げによりマイナス金利を解消しましたが、米国の利上げペースの差があります。(利上げが、先ほどの景気後退理由の一因、と見る考えもあります。)
 上記より引き続きドル高ユーロ安は続くと見られております。


 ただ、ユーロの長期的復活は十分有るですので、米国上場株などを利用して資産形成の面で何か手を打てれば、と思います。

[出典:NRI(野村総合研究所)、時事ドットコム]

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