週末市場記録(2022.4.3W)

定期的に市場記録を付けています。
円が相当に独歩安です。まだ進展するのでしょうか、、

22.4.1722.4.10増減 
日経平均27,093.1926,985.800.40% 
(ドルベース)214.43217.07-1.22%(ドル建)
TOPIX1,896.311,896.79-0.03% 
NYダウ平均34,451.2334,721.12-0.78% 
S&P5004,392.594,488.28-2.13% 
上海総合3,211.243,251.85-1.25% 
WTI原油先物106.5497.908.83%(ドル建)
金先物1,974.531,950.401.24%(ドル建)
ビットコイン40,436.5042,476.46-4.80%(ドル建)
    
米ドル126.35124.321.63% 
ユーロ136.63135.141.10% 
国債先物
日本10年149.35149.340.01%
米国10年119.94120.12-0.15%(ドル建)

 冒頭の通り、円安が相当進行しています。

 原因は資源高によるマネーの海外流出が輸出増加でカバーできていない経済構造に変化したこと、及び国内外の金利差拡大とのことでした。
 前者は「円安→輸出海外競争力増」が「資源高」調達費用に負け、国の輸出入として赤字となっていること、後者は国債額が多く、金利が上げられないとの判断から円が売られている、とのことです。
 ウクライナ侵攻による商品価格上昇から、貿易だけでなく投資配当なども加えた日本の経常収支が赤字になりかねない、との見方が浮上しております。赤字国家の通貨は下げ続けるのが常ですので、円安はしばらく続くのでは、と思っております。

 コロナ前であれば円安は訪日外国人増が見込め、その中での為替換金(各通貨から円買い)によりリバランスが望めるのですが、それは現状では望めません。


 では、中長期的にはどうでしょうか。
 国内に生産・輸出する生産拠点がある企業は有利となり、長期に国を閉ざし続けることは考えられない(2025年には万博もあります)ので、下落し続けることは考えにくいです。合わせて、まだ世界第三位の経済国家の株価(外貨建て)が下がれば価値ある企業株には買いも入るのでは、と考えます。


 ただ、暫くは円安→物価上昇に見舞われ、私たち庶民投資家(語調が気に入りまして…)の生活は苦しい時節が続きそうです。
 過度な動きは是正される、その動きがどの値となり、どの値まで戻すのか注視したいと思います。

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