週末市場記録[上海総合]

週末市場記録

定期的に市場記録を付けています。

 

24.2.3​24.1.27​増減​
日経平均​36,158.02 ​35,751.07 ​1.14%​
(ドルベース)​243.70 ​241.30 ​1.00%​(ドル建)​
TOPIX​2,539.68 ​2,497.65 ​1.68%​
NYダウ平均​38,654.42 ​38,109.43 ​1.43%​
S&P500​4,958.61 ​4,890.97 ​1.38%​
上海総合​2,730.15 ​2,910.22 ​-6.19%​
WTI原油先物​72.41 ​78.23 ​-7.44%​(ドル建)​
金先物​2,057.10 ​2,018.20 ​1.93%​(ドル建)​
ビットコイン​43,151.10 ​41,808.58 ​3.21%​(ドル建)​
為替​
米ドル​148.37 ​148.16 ​0.14%​
ユーロ​160.00 ​160.78 ​-0.49%​
国債先物​
日本10年​146.45 ​146.31 ​0.10%​
米国10年​111.73 ​111.20 ​0.48%​

日本株は一進一退ですが週足ベースで伸びました。
米国株及びドル円は2/2(金)の米国雇用統計が市場予想を大幅に上回ったこともあり、大きく伸びています。

上海総合指数が大きく落ちています。
記事には2/2(金)に中国市場でパニック売が広がり主要株価指数が一時急落した、とあります。
原因としては下記が挙げられ、喫緊の解消は難しいかもしれません。
・リスクが積み重なり、投資家の信頼が崩壊しつつあること
・レバレッジ投資家による株式売却や信用取引精算(マージンコール)
・金融派生商品(デリバティブ)のテクニカルな売り要因

中国 不動産開発会社の碧桂園の英住宅プロジェクトの売却、中国恒大の精算命令と悪いニュースが続いています。
別記事は、それらのリスクを見込んでいる投資家はすでに撤退済とあり、そうであれば極度の低下は避けられるかと考えます。
加えて当局筋の景気支援を好感し、さらなる追加施策を見込んだ買いが株価を支えている、とあります。

ただ、やはり今は中国の景気後退は避けられないと考えます。
順調に伸びた十数年、成長の一端を担った不動産事業が不調となった今、下がるのは当然と考えます。
問題はその低度/長さですが…私は時間はかかると思います。
賃金が高騰した中国製造業の方針転換(廉価普及品→高付加価値)が、製造業にも根付かない限り、先進国級の生産性には追いつけない=それまでは息切れ、となると思っています。(IT関連はすでに日本に肉薄/超過していますが…)


定期購入している全世界ETF(オルカン)には3%ほど含まれているだけなので、ポートフォリオ的には問題無いですが、G2と言われる規模となった国の景気が下げれば世界経済に影響が出るのは否めません。
中国がどのような軟着陸を図るか、注視したいと思います。

[出典:ロイター、ブルームバーグ]

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