年が明け、新NISAが始まりました。
正月の能登地震での影響か、1/4:大発会は下げて始まりましたが翌1/5は少し伸ばして終了しました。
新NISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」に分かれていますが、後者については高配当株メインで考えています。
ただ高配当株は、永らく受益する利回りを考えると安い時に買って利回りを高めたいものです。
タイミングを図るのは難しいですが、その時に購入できるよう銘柄選定を進めています。
その銘柄を2つ、紹介します。
①安藤ハザマ(1719:東証プライム)PER:13.4倍/PBR:1.27倍
ダム・トンネルなどの大型土木に実績がある準大手ゼネコンで、2013年に安藤建設を吸収合併し建築工事分野でも力を付けた企業です。
昨今の建設株は高配当銘柄化していますが、安藤ハザマは特に高配当(24.1.5現在 5.15%)です。
業界に居た身としては、一時期前は公共工事減による危機論はありましたが、国土強靭化やインフラ老朽化、また、そもそもの建設従事者減の社会現象(職方さんは既存の付き合いを大切にする)が既存ゼネコンの存在感を支えている、と考えています。
大型土木が扱える業者は限られることもあり、売上/利益はある程度固いのでは、と考えます。
ただ、チャート的には特に年末年始で10%超の大幅高になっているので、その点は様子を見たいです。
②イチカワ(3513:東証スタンダード)PER:12.28倍/PBR:0.35倍
紙・パルプ用フェルト(製紙過程の脱水に使う)で国内で二分する会社。紙という商材のため先細り感は否めなく、売上は例年横ばいですが、参入障壁が高く海外売上比率も高めであり、先行きも手堅いと考えています。
配当利回りは4.01%(24.1.5終値)、配当性向も40%以下と許容範囲です。
自己資本率やキャッシュフローも申し分ない数値。
ただ、こちらも株価が昨年9月あたりから大きく上がっています。
下がったタイミングの購入をするにあたり、もう少し注視したいところです。
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