週末市場記録(金)

週末市場記録

定期的に市場記録を付けています。

23.12.223.11.25増減 
日経平均33,431.5133,625.53-0.58% 
(ドルベース)227.77225.061.20%(ドル建)
TOPIX2,382.522,390.94-0.35% 
NYダウ平均36,245.5035,390.152.42% 
S&P5004,594.634,559.340.77% 
上海総合3,031.633,040.97-0.31% 
WTI原油先物74.3875.18-1.06%(ドル建)
金先物2,091.702,003.704.39%(ドル建)
ビットコイン38,747.6237,699.252.78%(ドル建)
為替   
米ドル146.78149.41-1.76% 
ユーロ159.74163.47-2.28% 
国債先物   
日本10年146.76145.680.74%

NYダウ平均は11/30(木)、12/1(金)と大きく上げています。
また、市場のリスクオン潮流を受けてビットコイン価格が上がっています。

金価格が大きく上げています。
市場の[米国利下げ見通し][ドル金利低下][ドル安]の流れから金が買われ始めています。
特に[米国利下げ見通し]はFRB理事が下記発言をした、とありました。
・インフレ減速は歓迎すべき現象
・続けば政策金利下げることも考慮されよう
NY市場では24年5月にも利下げへ政策転換されるのでは…との観測が主流となっていたこともあり、上記の発言はそれを後押しし、結果、金先物が高騰しています。

米国金利上昇の理由であるインフレ(消費者物価指数の上昇)は適度に収まりつつあります。
次は利下げ…となりますが、市場がその潮流を見越しての株高→個人消費活性化→物価高のサイクルでインフレ再燃となる可能性もあります。

次のFOMCは12(火),13(水)です。
利下げ/リスクオン/ドル安(金利下落による)は市場は既定路線と織り込んでいます。
ただ、FRBとしてはインフレ再燃は避けたいところでしょう。
過度な期待を持った市場を追い払うような発言や議事録を出す可能性もあります。
発表される内容等には十分気を払いたいと思います。

[出典:三菱マテリアル 豊島逸夫による金市場の解説]

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