週末市場記録(ドル円)

週末市場記録

定期的に市場記録を付けています。

23.11.423.10.28増減 
日経平均31,949.8930,991.693.09% 
(ドルベース)213.90207.123.27%(ドル建)
TOPIX2,322.392,254.653.00% 
NYダウ平均34,061.3232,417.595.07% 
S&P5004,358.344,117.375.85% 
上海総合3,030.793,017.780.43% 
WTI原油先物80.8985.01-4.85%(ドル建)
金先物1,999.902,015.20-0.76%(ドル建)
ビットコイン34,690.7033,824.942.56%(ドル建)
為替   
米ドル149.37149.63-0.17% 
ユーロ160.25158.051.39% 
国債先物
日本10年144.30144.32-0.01%
米国10年108.25106.421.72% 

日米株式市場とも回復傾向。
特にNYダウは7月末頃からの下落傾向に反転期待が持てる反発かと感じております。

ドル円の動きについて、週足:週末終値ベースでは若干の下落となりますが、週半ばの動きとして148.8円~151.7円と、約3円動く大相場でした。
大きな理由として下記2つの理由を挙げる記事がありました。
①日銀よりYCC(金利操作による景気刺激施策)柔軟化を発表するも期待ほどの内容で無かった(→円安)
②FOME(米連邦公開市場委員会)にて米金利の据置き/利下げ方針は無いと発表。
ただ、米債利回り低下が見られドル売り圧力が高まった(→円高)
③米雇用統計発表が予想を下回る内容となり149円台まで下落(→円高)
④日本の財務官からの口先介入(「スタンバイ」できている、との発言)があった(→若干の円高…)
上記のうち、①②は見込まれた効果とは逆の作用が発生した感がありますが、日米の金融イベント通過後に週初めの価格に戻った感じです。
ちなみに週足での0.2%下落は7月下旬以来最大の下げとなっています。

11/3には米雇用統計の発表があり労働市場ひっ迫の緩和が見られました。
しかし、FRB(米連邦準備理事会)は将来的な施策への言及や予断は行わない、次回政策決定までにも確認すべきデータはまだあるとしました。

今後の展望は…全然見当つきませんが(汗)為替要因の一つが金利差と考えますと、、、
2024年は米大統領選挙戦があり、現政権は景気高揚策で「良さ」を演出すると考えます。
その際に取りうる施策の一つとして「利下げ→株高」があると思っております。

ただ…大統領選は1年後(11/5)ですので上記の動きは来年半ば位までは大きく動かないでしょう。
日本の金利も微増傾向ですが、こちらは急激に上げると政府の利払いで首が回らなくなりそうなので程々な上げ幅になるかと思います。
ドル円は140~150円前後のボックス相場、と仮に捉えながら、しばらく様子を見たいと思います。

[出典:みんかぶ、ロイター]

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