週末市場記録(日本株)

週末市場記録

定期的に市場記録を付けています。 

24.8.10​24.8.3​増減​
日経平均​35,025.00 ​35,909.70 ​-2.46%​
(ドルベース)​238.93 ​244.97 ​-2.46%​(ドル建)​
TOPIX​2,483.30 ​2,537.60 ​-2.14%​
NYダウ平均​39,497.54 ​39,737.26 ​-0.60%​
S&P500​5,344.16 ​5,346.56 ​-0.04%​
上海総合​2,862.19 ​2,905.33 ​-1.48%​
WTI原油先物​76.98 ​74.14 ​3.83%​(ドル建)​
金先物​2,470.60 ​2,486.10 ​-0.62%​(ドル建)​
プラチナ先物​930.40 ​967.10 ​-3.79%​(ドル建)​
ビットコイン​61,076.01 ​61,802.00 ​-1.17%​(ドル建)​
為替​
米ドル​146.59 ​146.59 ​0.00%​
ユーロ​160.04 ​159.85 ​0.12%​
国債先物​
日本10年​145.20 ​144.66 ​0.37%​
米国10年​112.95 ​114.14 ​-1.04%​

今週は日経平均の過去最大の下落から始まりました。
NYダウ 先週末大幅下落の影響もあり悲壮感広がる相場の始まりでしたが、終わってみると両相場とも週始めの下落がピークで、回復が見られる展開でした。
また上海総合は低位のまま推移し、この3ヶ月ほど冴えない展開が続いています。

日本株は8/5(月)に過去最大の下落(▲4,451.28円、▲12.4%)がありました。
ただ、その翌日8/6(火)に最大の上げ(+3,217.04円、+10.23%)があり、結果、週足としては▲884.7円(▲2.46%)となりました。
小さくない下げですが、週初めの衝撃と比べればマイルドになったと言えるでしょう。

8月に入ってからの株価大幅下落の原因は、下記が挙げられております。
① 日銀利上げがサプライズ的だった
② 米国景気の陰りを感じさせる失業率低下
③ ②を理由とした米国利下げ
④ 円高進行(①③による日米金利差の縮小)
⑤ 海外投資家の売り

気になるのは海外投資家の動向です。
日本取引所が情報提供する「投資部門別売買状況」で、7/29〜8/2の海外投資家では大幅な売り越しでした。(今週:8/5〜9はまだ未掲載でした)
ドル円については、④を理由として大筋での円高進行は避けられないかと考えます。
今の株価上昇は輸出会社の好況も一因ですので、円高はマイナス要因にも働きます。
海外から見て、日本の好況を作った円安終焉が株価下落を招くと見れば、日経平均全般が売られるかもしれません。
ただ、8/6(火)の株価大幅回復の理由も興味があります。
ドル円相場は8/5(月)東京市場クローズ後から大きく円安に触れています。

動向判断は難しいですが…高くて買えなかった株価が下がったのは事実です。
衝撃的な株価下落は①②が同時となったことが理由、と考えるのであれば、続落が続く可能性は少ないのかもしれません。
個人的には、個別銘柄(円高影響が少ない/有利となる割安銘柄?)選定から、機会を見て買付を考えたいと思います。

[出典:日本取引所グループ、ロイター]

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